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鴻巣の住宅
新築で購入され、3年ほど経過したマンションのリビング・キッチンとアトリエ部屋の改装。
アンティークや手仕事のもの、自然や植物を愛される施主にとって、新築マンションの標準仕上のビニールクロスや防音の複合フローリング・システムキッチンは好きになれないものでした。
今回はキッチン、アトリエの木製窓、天井の古材の化粧梁をインドの無垢材で作りました。壁はビニールクロスを紙クロスに張り替えた上に大理石の粉末から作られる西洋漆喰を塗り、床は既設の温水床暖を残すためオークの厚突複合フローリングを増し貼りしました。
キッチン壁にはモロッコの手焼きのタイルを貼り、天板には30mm厚のインド産大理石を載せました。
シンク・水栓・コンロは以前のものがまだ十分使えるものだったので取り外して流用しています。
床壁天井を自然素材のものに変えるだけで室内の空気はがらりと心地よいものに変わります。
その中に気に入った素材や質感のもので部屋を作っていくと、何ものにも代え難い満足感が得られるように思います。
LOCATION : Kounosu SAITAMA
YEAR : 2023
Area : 40㎡
Photo : Rungta
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